【売約済】ピリス&アバド/シューマン:ピアノ協奏曲 【新品に近い美品】

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シューマン\rピアノ協奏曲イ短調 Op.54\r\rマリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)\rヨーロッパ室内管弦楽団\rクラウディオ・アバド(指揮)\r録音:1997年9月 ベルリン、イエス・キリスト教会\r\rピリスのシューマン観が如実に表われた逸品。1音1音に意味を込め、微細にして多彩な音色とリズムとダイナミズムを創り上げ、シューマンのファンタジーとロマンティシズム、明と暗とを描き分けた名盤です。\r\rアバドはシューマンの交響曲こそ第2番を2012年に初めて録音し、その後の他のシューマンの交響曲は録音せずに逝去してしまんますが、ピアノ協奏曲については録音が多いです。1989年9月にポリーニのピアノと協演しベルリンフィルを指揮してセッション録音した他、1994年にも同じベルリンフィルとともにペライアのピアノ独奏で録音しています。さらに1997年にはヨーロッパ室内管を指揮してピリスのピアノ独奏でも録音(当盤)している。もちろん聴き比べも一興ですが、どれをとってもアバドの協奏曲指揮者として手腕が光ります。\r\rベルリンとも蜜月の時代を築きあげ、次の高みを目指しつつあったアバドの心の中には、若い演奏家たちとの気の置けない楽しい触れ合いと、彼らの無限の可能性を一緒に引き出す喜びがあったものと思う。病気に倒れるまえで、この頃から数年、気の抜けた音楽の瞬間も聴かされることが多くなったのも事実で、ここでのシューマンは、そうした時期の直前であろうか。だがここでは、小編成のオーケストラ、そして鋭敏なECO特有のセンスあふれるキレのいい響きが堪能できる一方、いかにもピリスらしい音をひとつひとつ厳しく選びとったかのような緊張に満ちたピアノが主導してしまった濃密度の音楽が聴かれる。アバドはそうした流れに乗ってしまって、若いオケの手綱を締めたり緩めたりと、自在な指揮ぶりなんだ。透けてみえるような室内オケ特有に響きに、聴いていて耳がそばだってしまう。ピリスの繊細きわまりないピアノにも、耳が集中してしまう。なんて詩的で敏感なピアノなんだろう。\r\r国内初期盤、帯付き、盤面傷無し 11\rプラケースのわずかなすれ以外は新品に近い美品です\r\r*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4~5枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き
カテゴリー:CD・DVD・ブルーレイ>>>CD>>>クラシック
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